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Thank you

旅するはがきは、お礼状はがきの専門店です

「ありがとう」を伝えよう

はじめまして、旅するはがきです。

旅するはがきの「39card(サンキューカード)」は
「ありがとう」を伝えるはがきです。

そこはかとない懐かしさ、温かさを感じていただけるよう、
写真・イラストとありがとうの文字を組み合わせただけのシンプルなデザインで、
使い易いとご好評をいただいています。

最近では、心のこもったはがきのやり取りが営業ツールとして見直されており、
ビジネスシーンでもご利用いただいております。

手描き文字のあたたかさに勝るものはないと思います。
その人となりや、心までが感じ取れる紙と文字のやり取り。

言葉に出さずに伝えるための、古くからのコミュニケーションツールです。
普段照れくさくて言えないことも、この1枚で伝えられるように
とにかくシンプルに作りました。


あなたの感謝を伝えるために、お役立てくだされば幸いです。

39Cardの使い方

01.季節のお便りに
季節の変わり目に感謝の気持ちを添えて、心温まるはがきを贈りませんか?
季節の移り変わりと共に、感謝の気持ちや思いやりを伝えるはがきは、特別な存在。春の訪れや夏の明るさ、秋の色づき、冬の温かさなど、写真とイラストで季節の美しさをテーマにしたはがきをご用意しております。
一枚のはがきが、心の距離を縮め、特別な瞬間を作り出すことができるのです。
ぜひ季節のはがきと感謝の言葉で、大切な人との絆を深めましょう。
02.贈り物のお礼に

お歳暮やお中元、誕生日プレゼント、入学や就職のお祝い・・。
特別なお祝いから、毎年送られてくる野菜や果物、旅行のお土産や手土産。
私たちの暮らしでは様々な贈り物が行き交う機会が多いものです。
はがきでお礼を伝えることができるように、様々なモチーフのはがきを用意しております。例えばりんごをいただいたお礼に、りんごのサンキューカードを。クリスマスプレゼントのお礼にクリスマスをテーマにしたサンキューカード。
シチュエーションに応じてお楽しみください。

03.お世話になった人へ

離れて暮らす家族や耳の遠くなったおばあちゃんへ。大好きな友人へ。取引先やお世話になった職場の同僚。学校や幼稚園の担任の先生へ・・・。
実際にお使いいただいているお客様のご利用方法です。
お世話になった人へのお礼のはがきは、ストレートに気持ちを伝える手段でもあります。文字によってしっかりとした感謝の言葉を表現することで、相手に対する深い感謝の気持ちを伝えることができます。

04.優しいツールとして
はがきは、手紙を送るための小さいながらも温かなツールです。その小さなスペースに、大切な言葉や思いを込めることができます。相手を想いながら選んだはがきに、手書きの文字や心のこもった言葉が、相手にやさしさと温かさを伝えます。
大切な人とのつながりを深めるための小さなかけがえのないツールとして、はがきを活用しましょう。
05.インテリアとして

「ありがとう」は最高のポジティブワード。「魔法の言葉」とも言われています。送るだけではなく、サンキューカードを飾るというのもおすすめの使い方です。ポジティブな言葉を目にすることで、自己効力感や自信が高まり、モチベーションが向上します。また、ポジティブな言葉は、心を安定させ、ストレスを軽減する効果があります。その言葉が持つ希望や癒しの力が、心身のリラックスや安定につながります。

はがきをめぐる物語

お客様にお寄せいただいたお話です

最期のはがき。
 - The last massage -

「俺そろそろ死ぬわ。」

そう聞いたのは、亡くなる2ヶ月前。
末期の胃がんだった。

「うん、わかった。」
私は否定などせずにいた。

最期まで諦めない、とか
最期まで闘う!なんてことは一言も言わず、

ただ受け入れて、諦めもせず、
淡々と毎日を普段どおり過ごし、
時の流れるままに蝕まれて彼は死んでいった。

知り合ってから約20年来、
釣り仲間として、ともに藪を掻き分け、魚を捕え、
ギター片手にブルースを唄い、
落ちる夕日に手を合わせ、
世の中に毒を吐き、ジャズを聴きながら、
瓶に集めた蛍の光だけで、酒を呑む。

大切な心の友だった。

語っても語っても語らい足りず、
しばしば手紙の交換をしていた。

離婚の時も、現在の奥方との恋愛の運びも、
他言できんから、と手紙をよこした。

彼の書く文章は心地が良く楽しく、美しかったが、
年齢より幼稚な字が滑稽だった。

いかんせん、よく文通をしたものだ。

そんな彼が、死ぬ前にどうしてももう一度仲間と、と、
酒宴を設けたのがその、亡くなる2ヶ月前。
普段と変わらず、握手をし、またね、と手を振った。

さよなら、と言った。

これまでの気持ちを手紙にしたためたかったが、
もう彼が、
長々とした文章を読むこともできなくなっていることは、
容易に察することができた。

はがきを書こう。

はがきなら、
言えなかった最期の気持ちを端的に伝えられる。

思いたったときに、頭に浮かんだのが、
アメブロで知り合った、旅するはがきさん。

彼女の作るはがきに、私は恋をしていた。

はがき作家といいながら、自分色は最小限。

旅するはがきさんの作るはがきは、
自分より、使う人のことを考えられて作られているからだ。

だから優しい。

そして、はがきが果たす役割、
文のチカラ、自筆の温もりを、
この人はわかってる。

そう思っていたからだ。

だから、旅するはがきさんのはがきで、最期のはがきを出そう。そう決めたのだ。

選んだはがきは、
ありがとうがたくさんしたためてある、はがきだった。
そこに自筆でありがとう。を書いて、送った。

そう、
最期に大切な友に言いたい言葉は、
「ありがとう」だったのだ。

色んな事を教えてくれて、ありがとう
楽しい時間を一緒に過ごしてくれて、ありがとう
心の内を打ち明けてくれて、ありがとう
さよならを言わせてくれて、ありがとう、、、

色んなありがとうをしたためて、
ポストへ投函した。

返事はなかった。
読んでくれたかどうかも、定かではない。
そして、その時は静かに訪れた。

後日、奥方からは、
「はがき棺に入れました。ありがとう」と。

旅するはがきは、旅に出たのだ。
我が友と、新しい世界へ。